あれっ、こういうもんだっけ…!??

あれっ、こういうもんだっけ…!??
ねここど‐4コマ‐猫と子どもと夫と私‐育児マンガ-育児漫画‐きなこもち‐乳児‐赤ちゃん‐生後13ヶ月‐1歳2か月‐KLC‐加藤レディースクリニック‐不妊治療‐体外受精‐顕微授精‐凍結胚盤胞移植‐移植周期‐BT32‐胚盤胞移植32日目‐凍結胚盤胞移植心拍確認‐あれっ、こういうもんだっけ…!??
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心拍が確認できなかった事を受けて、正直私は大して感慨もなく帰宅しました。

正直最初からHCGの値が悪くてあまり期待できなかったし、心臓が動いていないなら私の中では妊娠が成立すらしていないので、『妊娠しかかったけど染色体異常の受精卵だったから生命として形を成すことが出来なかった』くらいの気持ちで「しょうがないな」としか思えませんでした。

もちろんここから持ち直して5日後に心拍が確認出来てその後も順調に成長し無事に出産出来れば良いですが、そんなにも成長がゆっくりなのであればその後の予後があまり良くないことも予想されるので、大変な手間がどんどん後回しになって収集が大変になるよりは早い所片が付いてくれた方が私としてはありがたいのでした。

家に帰ると、病院で結果を連絡しておいた夫が非常に心配した様子で出迎えてくれました。

「大丈夫?とにかく体を休めて…今日何が食べたい?何でも用意するよ」

と、とても私の事を気遣った声掛けをしてくれました。だというのに私はというと…

「んー、ちょっとつわりっぽいけど大丈夫だよー。何か美味しいものが食べたいなー」

と、楽にしていていいという言葉に甘えまくりソファでゴロゴロしながらネットサーフィンを始める始末…。(正直最初のβ‐HCGの測定のちょっと前から軽い気持ち悪さはあったけど、別に寝込むほどでは全くない)

あまりにも普通にしている私に「思いっきり甘やかしてやろう!」というような意気込みを見せていた夫はいささか戸惑ったような困惑した顔をしばらくしていました。(数日でなんか慣れて夫も平常運転になりました)

情緒に欠ける妻で申し訳ない…。