多分私は人として何か欠けている

さて、KLCで流産手術をするにあたって2日連続で通院することになりました。（1日目に手術の前処置をして、2日目に手術）ということでKLCに通院する時にお願いしている一時保育に電話してみたら、ちょうどどちらも予約でいっぱいという事に…。とは言え娘を連れていくわけにはいかないので、こりゃいかんと大慌てで夫が仕事を休んで見れないか調整してみることに。

職場に休めないか打診するにあたって、「流産」という単語はちょっと相手方に気を遣わせすぎるのでは、と思い最初は何か別の病名を言おうかと思いました。しかし2日間程度病院に掛からなければいけない日程を先延ばしに出来ない病気なども上手いこと思い付かなかったし、下手に病気というとそれはそれで気を遣わせそうなので結局「嫁が流産の手術をするので2日間半休か休みをいただきたいのですが…」という風に素直にお話しすることに。

すると、職場の人達から「大丈夫か？」「午前休と言わず1日休んでやれよ」という温かいお言葉が…。しかし、忙しいなか1日目は休めるもののさすがに2日連続は難しい、ということに。

他にどうにもならないので、次は義理母さんにお願いすることに。義理母さん達には娘をKLCへの通院時、一時保育が空いてない時なんかに預かってもらうこともありすでに先日移植していることを知っていて結果を気にしていた様子だったので、流産手術するにあたってどうにもならないので預かって欲しいと（夫から）お願いしました。

するとここでも「えぇ！？なんてこと…！」「そんな…私ちゃん大丈夫…？」とすごく心配されたもよう。

夫はそれまで私があまりにも何にも落ち込んでいる様子を見せないので感覚が麻痺していたそうですが、 あまりにも周囲に心配されて「奥さんお大事に」と気遣われて、改めて「これはやっぱり一大事なんだな…」と思ったらしく、 それぞれの調整を終えて家に帰ると再び私を気遣うように大事にしてくれたのでした。

しかしこの期に及んでも「何が？」みたいな顔でケロっとしている私はやはり人として何かが欠けているんだなぁと思う今日この頃でした。 ←

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