隠された現実
産院の助産師外来で体重の増え方が悪いと言われ、指示された通りにミルクをやって2週間。とりあえずはこれでいいんだなと思い始めていた矢先、事件は起こりました。
私の住んでる地域では赤ちゃんが生まれた家庭を助産師が訪問して、赤ちゃんの体重の増加具合や発達の状態、母親が何か悩みを抱えて孤立していないか、そして赤ちゃんに虐待を受けている兆候がないかなど、様々なことを確認するという制度があり、我が家にもそれがやってきました。
和やかに出産や育児について話していたところ、赤ちゃんの体重の増え具合を見る段階になって訪問してくださった助産師さんが計算した手を止めて眉をひそめました。
「あなたこれ…赤ちゃんの体重増え過ぎよ!」
増え方が足りないと言われて専門家の言うとおりにやってきて、これで大丈夫だと思い始めていた私に衝撃が走りました。