衝撃の真実
産院での助産師外来で「体重が1日25gしか増えてないからもっとミルクを増やしてください」という指導を受けてから2週間の間、指示の通りにミルクを増やしていました。
その結果母乳を嫌がるようになっても(まあ体重が増えてないってことは母乳の出が悪くて嫌なんだろうな)と思い、これまでの授乳のリズムも一度ぶち壊して指示されたやり方の方が正しいに違いないとそちらでやるようにしていたのに、まさかの
「それまでの体重の増え方で問題なかった」
というお言葉。もはや晴天の霹靂でした。
どうにも、生まれてからすぐにお腹の中に溜まった排泄物などを体外に出すことで新生児の体重は必ず出産時よりも一時的に下がるもので、この下がった体重からその後1日ごとにどれだけ体重が増えていったか計算するのが正しいやり方だそうです。
しかしながら私の担当をした助産師外来の方は出生時体重を元に計算したらしく、それで実際の増え方よりも低い数値が出た、とのことでした。(簡単に例えると100gが120gになったら20g増えたことになるけど、実際は90gから120gに増えていたら30g増えているということ)
しかもなんなら1日に25gしか増えてない、と言ったが実は1日に21g増えていれば問題ないらしく、どこをとっても別に問題点はなかった、というのがその訪問してくださった助産師さんのご意見でした。
むしろやり方を変えたことで1日の体重の増え方が70g、基準の倍以上でそれが一番の問題だと言われました。オムツ替えの回数がやたら多いのも、ミルクと母乳で摂取する水分の量が通常よりも多いのが原因だろう、ということでした。
せっかく出来上がってきていた授乳のリズムを壊してまでして子どもの体に負担を掛けて、私は一体何をしていたのか…と愕然としました。
この後、言われた通りにミルクの量をそれ以前のやり方に戻したことで体重の増え方は問題なくなりましたが、ここで癖づいた母乳を嫌がる傾向はしぶとく残り続けるのでした…。
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