はぐれ娘慎重派

はぐれ娘慎重派

娘に手づかみ食べをさせるようになって、ようやっとおにぎりを与えてみた時の事。

手掴み食べの定番といえば口いっぱいに頬張って溢れさせるあの光景…と、私は勝手に思っていたので、娘でもそれを見られるだろうと内心ほくそ笑みながら娘の前におにぎりを差し出しました。

初めてのおにぎりに硬直する娘…。一体どうするのかな?とニヤニヤしながら見守ると、娘はおもむろにおにぎりを鷲づかんで口元へ持っていきました。

来る、ついに来るぞあの光景が…!

と、心の中で小躍りしながら見ていると…その右手に持ったおにぎりからご飯を一粒取ってそっと口の中へ。

慎重派かよ!

あまりの繊細な食事風景に慄きました。しかも、数回それを繰り返して結局食べないでお皿におにぎりを戻してしまいました…。その後、私が目の前で食べて見せても海苔を巻かないで作ってみても形を変えてみても全くお気に召さず、見事に撃沈でした。食に執着がないというのも厄介なものですね。私も夫も食欲旺盛な部類なので、どうしたらいいのかさっぱり困り果てます。