もったいないオバケに体を乗っ取られた結果
- 2019.12.17
- 日常漫画(子育て)
小麦粉粘土の話の続き。小麦粉粘土が推奨される理由として「原料が小麦粉などの食べられるものだけなので口に入れても安心!というのがあるけれど、そもそも粘土って別に口に入れて遊ぶものではないよね?口に何でも入れてしまうような小さい子に一人で粘土遊びをさせておくこともないから別にそこまで口にいっぱい入れてその挙句飲み込んでしまうことも早々考えられないし、なんだったら生の小麦だって結局お腹を壊すから「絶対に安全!」ということはない。
そして手軽に家にあるもので作れるとはいえ、一度作ったら冷蔵庫で保存しても1週間ほどしたらダメになってしまうので、そしたらまた作り直し。子供に遊ばせるために一体どれだけの小麦を消費することになるのか…。この食品ロスを無くそうと叫ばれる時代に。私にはこの小麦粉粘土という文化が飽食の時代を感じさせるのと、不自然な「自然派」の人たちから感じる不気味さを感じるようになってなんだか凄く嫌になってしまった。
と、いうことで出来上がった小麦粉粘土は少し娘に触らせたり捏ねさせたりした後(と言っても、結局彼女はひたすら端の方をちぎっては丸めるだけだった)、その小麦粉粘土(生地)に砂糖とバターとバニラエッセンス、卵を加えて混ぜてクッキーのようなものを作りました。捏ねまくったおかげでグルテンが凄まじく、完成したものはイースト菌を入れ忘れて焼いたパンみたいなモソモソして硬い食感になったけれどバターの風味が美味しいものだった。
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