唐突な愛の再確認
私は元々たいして子ども好きではありませんでした。そういった人でも子どもを産んだ途端世界がひっくり返ったように価値観が変わって自分の子どもを溺愛したりすることもあるそうですが(私の叔母の実体験)、私はあまり子煩悩なタイプにはなりませんでした。
自分の娘に対して「やぁ〜ん!うちの子が世界で一番可愛い!」とはなれず、せいぜい「まぁ我が家では一番可愛いいよね…今のうちは」くらいのものです。
しかしながら、ふとした瞬間にむっちりした太ももやプニプニした二の腕、もちもちしたモミジのような小さな手、お尻から足まで独特の曲線を描く後ろ姿なんかを見て
「えっ…何この人可愛いい…!」
と感極まる時があり、自分でも驚く事があります。
これが庇護欲をそそるって事なんだなぁ…としみじみ感じる私なのでした。
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